住環境 | 2014年9月26日更新:脱走対策 2013年11月10日:一般公開 |
(注)「GOODS LIST」と合わせて御覧になり、犬具の適合サイズと購入先を決定して下さい。 |
当犬舎内 |
●コンクリートの運動場 当犬舎には、土の運動場が、隣にありますが、譲渡前の 子犬は、コンクリート・スペースでのみ運動をさせ、土の 運動場へは出しません。散歩の為に敷地外へ連れ出した 成犬達が、もし出先で寄生虫を拾ってくる事があっても、 子犬には感染しないようにとの配慮からです。 東向きで午前中の日光(子犬の骨の発育と運動場の 日光消毒に有効)が十分に入る場所に設けています。 ★長所:洗浄・消毒が容易 ★短所:発育めざましく、体重の急増する生後4ヶ月 以降は、脚の関節への負担が大きい。 |
鳥取県のF様宅 |
●芝生の運動場 当犬舎でも以前、運動場に芝生を植えてみましたが 数頭で上を走り回り、掘り起こし、正方形の芝のマットを おもちゃ代わりにしてしまい、無残な結果に終わりました。 芝生の庭にしたい方は子犬を迎える前にしっかりと根を 張らせておいて下さい。 ★長所:美しい。犬が汚れない。脚のために良い。 ★短所:オシッコで芝が枯れる。軟便の時に上手く 取れない。除菌&消臭の為の薬品を撒けない。 (バイオの消臭液なら可。) |
山口県のT様宅 |
●土の運動場 犬達が疾走した後の地面を見るとかなりの土が、えぐれて います。急旋回が得意なコリーは、自由運動の時に頻繁に ターンを行います。これがコンクリートの上ならば、土をえぐる ほどの力が、犬自体の関節に加わるのですから、負担は 相当なものだと思われます。 ★長所:脚の関節に優しい。便が取りやすい。化学薬品と バイオの両方の消毒&消臭液を使える。バーナーで焼いて 駆虫する事も可。土に接するのは犬の精神面にも良い。 土の乳酸菌を体内へ取り込める。 ★短所:犬が汚れやすく雨水が溜まりやすい。 |
大阪府のY様宅 |
●ジャリの運動場 地面を1mくらい掘り下げて、そこへジャリを入れて飼育する ブリーダーも多いです。できれば深い部分は粒の大きい ジャリ、表面は粒の細かいジャリを敷くのが望ましいです。 ★長所:土の運動場よりは犬が汚れにくい。化学薬品と バイオの両方の消毒&消臭液を使用できる。バーナーの 使用が可。 ★短所:芝生ほどではないが、軟便は取りにくい。地面を 掘り下げずに、ジャリを入れると、土の中へジャリが 埋もれてしまうので、常に、足していなければならない。 |
室内飼育の際の危険物 | 屋外飼育の際の危険物 |
●人間用の薬、特に正露丸(子犬や猫では死亡) ●犬に与えてはいけない食物(チョコレート、玉ねぎ等の ネギ類、鶏の骨、キシリトール入りのガムやキャンディ ●台所のシンク内の三角コーナーやゴミ箱の中の 食べ物の匂いや味の付いたビニールやナイロン袋や 竹串や焼豚やハムのタコ糸や乾燥剤等。 ●発酵中のパン生地 ●桃やスモモや梅干し等の果物の種 ●食パンの袋を止めているプラスティック ●大きくカットして野菜や果物 ●竹串に通した肉や蒲鉾 ●保冷剤のジェルやブルーアイスの中の液体 ●テーブルの上に置いた重い灰皿や包丁 ●タバコの吸殻(誤飲により胃の中の水分に溶け出し ニコチン中毒、副流煙(毛に付着し、犬が舐める) ●コンセント、電気コード(感電) ●ヒーターの噴出し口(火傷) ●紐や、縦に裂ける布、タオル(誤飲により腸閉塞) ● ●電池、特にボタン型電池(水銀中毒) ●スマホや携帯電話やデジカメやメガネ(噛み砕いて 欠片を飲み込む場合あり) ●釣り具のおもり、ペンキ、絵の具(鉛中毒) ●石鹸、洗剤、漂白剤(中毒) ●ヘアピン、画びょう、洗濯バサミ(誤飲) ●人間の匂いの付いたソックス、ストッキング、手袋、 軍手や下着(飲み込んで腸閉塞) ●台所や浴室のスポンジ |
●中毒を起こす植物:ツツジ、シャクナゲ、ポイン セチア、アイビー、シクラメン、クルミ、イチジク、 スイセン、クロッカス、スズラン、チューリップ、 球根植物の大半、トマトの茎、葉、ヘタ、玉ネギ、 ネギ、ニラ、ニンニク、ソテツの実(猛毒) ↓はソテツの実の画像です。 ●肥料 ●ガレージや物置周辺にあるネジやクギ ●車の不凍液 ●風で飛んできた凧の糸やナイロン紐など(胃の 中で先に飲み込んでいた抜け毛と絡み合ったり 腸を縫うように進み内臓壊死や腸閉塞を起こす) ●木の枝や棒(内臓に刺さる)や砂利や小石 ●隣りとの境界線の隙間(土を掘り脱走) ●溜まり水(原虫のジアルジアが発生)や腐った 枯葉 ●EM(EMW)菌 土壌改良剤ですが、ペットの 飼育場所の消臭やペットの手入れに安全だとして EM菌のサイトで推奨されていますが、当犬舎では 新生児や子犬達がEM菌で死亡しています。 Yahooの知恵袋に記事を投稿していますので、 御参照下さい。 |
ドライブ前に気をつける事 | ドライブ時に持参する物 |
●車酔いをする子は10〜12時間食事を抜く ●車酔いをする子はドライブの2時間前より 水を与えない。 ●ドライブ前にトイレをさせる(排便しない時は肛門に 綿棒を2cmくらい突っ込めば、すぐに排泄します) ●ケージへ入れられる事に緊張して酔う子犬は ケージから出して、運転していない人間が膝に子犬の 頭を乗せて声をかけてやると酔わない場合もあります。 |
●飲み水と水入れ ●バスタオル数枚、新聞紙、ペットシーツ ●ティッシュペーパー ●ウェットティッシュ、ハンドタオル、バケツ ●便を拾う為のポリ袋と、拾った後で 入れる為の防臭効果のある密閉容器 ●消化の良い食べ物(車酔いする場合 でも外出時間が長くなると、途中で 食べさせた方が良い場合もあるので) ●日除けのシートと、それを留めるクリップ |
脱走対策 犬の知能と身体能力を甘く見ないようにして下さい。当犬舎の繁殖犬で飼主さんの不注意で脱走し 交通事故に遭い亡くなった子も居ます。 大型犬の成犬は、高さが150cmくらいのフェンスをよじ登って脱走する場合もありますし、地面を掘って 脱走する場合もあります。脱走の様子を撮った動画をYOUTUBEよりピックアップしましたので、御参考に なさって、御愛犬の脱走対策を厳重に行って下さい。去勢手術や不妊手術を行っていない成犬、特に 2〜4歳のオスは、近所に発情中のメスが居れば、何としてでも脱走しようとするケースがありますし、 ヒート(発情)中のメスの場合も交配適期になると自分から脱走して、未去勢のオス犬の元へ行こうと します。本能に突き動かされた行動なので、躾けでどうこうできるものではありません。住環境を整え 脱走対策をするか、1歳以降に不妊&去勢手術をするしか方法がありません。 ●おそらく180cmはあるフェンスですが、器用に脱出しています。 ●犬の身体能力を侮らないようにして下さい。こんなことをやってのける犬も居ます。 ●地面を歩って逃げる犬も居ます。 ●当犬舎繁殖犬、生後4ヶ月になる直前、ルイ君はドアを開けることを覚えました。 ●丸いドアノブを咥えて開ける犬も居ます。 ●おそらくこれ以上に知恵のある犬は居ないと思いますが、こんな方法で脱出する類人猿並みの犬も 世の中には居ます。 ●当犬舎の福ちゃんのように簡単にケージから脱走する子も居ます。 ●バリケンのようなプラスチックのクレイトを壊して脱走する犬も居ます。 ●口輪をしてもクレイトから脱出できる犬も居ます。 |
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