老犬の介護用品&怪我や病気で歩けない犬の為の用具 | 2014年1月10日UP |
今や日本全国の犬の飼育頭数の6割近くが老犬だそうです。医療や食事が進歩し、 犬の寿命が長くなるのと比例して、老犬介護用品の需要が増えてきています。 年を取ると、大型犬は後肢から弱ると言われます。私は、今までに大型犬のラフコリーを 10頭以上看取ってきましたが、10歳頃から、関節の可動域が小さくなってきて、身体の 動きがぎこちなくなります。また、ふらつくような歩行になったりします。 10歳未満で急性膵炎や心不全や癌などで亡くなる場合には数日から数ヶ月間の看病 だけで済みますが、10歳を超してから脚が不自由になったり、認知症を発症したり すると、24時間体勢で、数年間の生活全般の介護が必要になってきます。 小型犬の場合には8面サークルを組み立てて、その中に入れておけば、それだけでも 十分な運動量が確保できますし、抱き上げることもできますが、大型犬の場合には 体重が20〜30kgくらいはありますので、脚が弱った愛犬の排尿の介助をしていて、 飼主さんが腰を痛めることもあります。 ブリーダーの所の犬は、運動場など、それなりの設備がありますが、マンションで犬を 飼っている場合など、脚が弱った大型犬を地下駐車場に連れて行くのも大変でしょうし、 車の乗り降りも大変になってきます。 四肢が弱った老犬であったとしても、認知症になっていないのであれば、たまには屋外に 連れ出して大好きな散歩をさせてやりたいと思うのが愛犬家です。 近頃は、そんな愛犬家の願いを汲んだ犬具が色々と輸入されたり、製造されたりして いますので、その画像リンクを集めてみました。 |