AIRWOMAN犬舎の繁殖の指針 2008年4月4日UP
2015年2月11日更新


 ●健全性、稟性(ひんせい:持って生まれた性質)、知能、頭部の美しさ、四肢の強さを重視し、
  アメリカやカナダの有名犬舎の血統を受け継ぐ台牝や種牡を使い、犬種標準(スタンダード)に
  忠実な繁殖を目指して努力しています。


 ●美しくても虚弱な犬、姿が良くても知能が低くて気質の良くない犬は、繁殖に使いません。
  また、ショータイプではない台牝でも、健全性、稟性、血統に優れていれば、家庭犬の繁殖用に
  用います。

  繁殖におけるプライオリティとしては、健全性>稟性>知能≧美貌です。でも、サイト掲載の
  MOVIEや画像を御覧頂けば一目瞭然ですが、当犬舎の繁殖犬が美貌の点で劣っているとは
  思っていません。
  容貌の改良は遠回りになりますが、健康で丈夫な身体であってこそのショードッグだと考え、
  上記プライオリティを踏まえた上で、改良に努めております。



 ●当犬舎の繁殖には、体質虚弱化の恐れのあるインブリード(親子がけや同胎犬がけなどの
  極近親婚)はありません。(JKCでは極近親婚は許可制です)



 ●当犬舎の繁殖犬の血統には、全身の毛が抜け落ちて根治が難しく、特効薬がコリーにとって
  劇薬のイベルメクチンである遺伝的傾向の強い皮膚病、全身性アカラスの多発する血統は
  入り込んでおりません。
  また、300頭以上の子犬を取り上げた現在、幸いにも、遺伝的傾向が強いと言われる口蓋裂は
  1頭も出ていません。


 ●繁殖犬は全頭、病院で健康診断をしてから、オーナー様との直接売買で譲渡しております。
  親戚や友人の紹介であっても、仲介による売買はしておりません。
  その為、譲渡後の繁殖犬の健康状態は、ほとんど全て把握しておりますが、譲渡した犬の
  中に股関節脱臼、失明、聴力障害、全身性アカラスの犬は1頭も出ておりません。


 ●若くして内臓や関節や皮膚の病気を患った犬は、遺伝性である無しに関わらず、繁殖には
  用いません。


 ●生き物なので、人間同様、健全な父母から虚弱な子犬が生まれる可能性を完全否定は
  できませんので、7ヶ月の長期間の生命補償期間を設けて、契約書に記してあります。



 ●当犬舎は、淘汰の必要な個体(口蓋裂その他)が生まれた場合は、安楽死をさせる覚悟で
  繁殖をしておりますが、五体満足で健全に育ち、生後50日過ぎで譲渡に至った子犬は、
  万全の体制で、安全に健康に育てて頂けるよう、サイトの膨大な量の飼育ファイルや各種
  ブログやメールや電話において、詳細で徹底した情報提供を行っております。


 ●当犬舎繁殖の子犬は全て、他人に任せず、ブリーダー自身が出産から譲渡までの世話を
  しております。
  セラピー犬として譲渡する子犬は、特に気をつけて、出生直後から、対人、対犬、対物の
  馴致に務めております。


 ●NETや犬猫の市場においてのオークション(競り)では販売しておりません。また、全犬種型の
  代理販売のサイトに依頼しての売買もありません。ペットショップや仲介者を通じての売買は
  行わず、一般の御家庭やトレーナー(トレーナー自身が飼う場合限定)様、獣医様の御家庭に
  直に譲渡しております。



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