TRAINING(訓練) | 2014年9月15日更新 2013年11月10日:一般公開 |
訓練(躾け)は子犬を迎え入れたその日から始まり、犬の一生を通じて行うものです。 非常に素晴らしいアメリカのサイトを見つけましたので、訓練のお手本としてYouTubeの URLを貼っておきますので、御覧になって下さい。躾けや訓練に役立ち本も載せています。 |
(注)「GOODS LIST」と合わせて御覧になり、犬具の適合サイズと購入先を決定して下さい。 |
2006年12月10日のブログより抜粋 ・・・・犬を上手に飼う秘訣は、人間がリーダーシップを取ること、これ以外には無いのである。 何も叩いたり怒鳴ったりする必要な無いのだけど、飼主さんが、なんとな〜く無意識に 行っている行為で、“アルファ犬養成方法”そのものの行為があるので、飼育経験の乏しい人、 溺愛型の人ほど↓のやってはいけない行為をしっかり覚えていて欲しい。 ●爪切り、耳の手入れ、足裏の手入れ、歯の手入れその他、やろうとしたけど、犬が 嫌がったので諦めた。 ●一度、スワレとかフセとか既に覚えているコマンドを与えたのに犬が従わなかったのだけど 放っておいた。 ●室内飼育だが、24時間、犬は、どこでも好きな所へ行って休んだり遊んだりできる 状態である。バリケンやケージに入れる事は無い。 ●散歩に連れ出すと犬の方がリードを引っ張るのだが、まあいいか〜と好きにさせた。 ●他所の犬や自転車に吠え付くなどの行為があったが、人前だったので叱らなかった。 ●出かける際、帰宅した時、必ず、飼主さんから犬に近づき、声をかける。 ●餌が好きな時に好きなだけ食べれるように置き餌にしている。 以上の行為が飼主さんにあれば、やがて従順なコリーもワガママ気ままな反抗犬になる。 尊敬できるリーダーを求めて、リーダーに従うことで精神的な安定と幸福を感じるのが、 犬の本来の在り方である。コリーとて例外ではない。・・・・ |
次のようなコマンドを幼時より少しずつ教えていくと、コリーとの暮らしが楽しくなります。 教え方の簡単なヒントを書いておきますので、参考にして下さい。 |
身体を抱き止めなくても、声符と視符で、食事の時の 「スワレ」と「マテ」ができるようになりました。モデルは かれんちゃん(長野県在)です。 撮影時:生後71日 |
先住犬と一緒に落ち着いて「スワレ」「マテ」ができます。 MLダックスのチョコラちゃんとかれんちゃん。 撮影時:生後87日 |
上記コマンド以外にも色々教えていく事ができます。飼育や躾けの本に出ていない事で 2つほど教えておくと非常に便利なコマンドと教え方を書いておきます。 |
オシッコ | 当犬舎では、犬達のトイレは多くの場合、犬舎内の運動場で 済ませるようにさせています。その際、オシッコを始めたとたん 犬の口の中へフード等を1粒放り込み、同時に、傍で 「オシッコ、オシッコ」と言います。 それを何度も繰り返すうちに、先に「オシッコ」とコマンドを与えて フード等を見せると、さーっと走って行って、オシッコをするように なります。ショーのリングに出す前や車に乗せる前など、 このコマンドは非常に役立ちます。 |
食べ物の名前 | 「チーズ」とか「パン」のような分かりやすい短い言葉を、 食べ物を与える時に声に出し、「チーズ」等と言いながら 与えると覚えます。 万が一危険な場所でリードが外れても、落ち着いて 「○○ちゃん、チーズ。」と呼べば戻りますが、慌てて 「おいで!」と言った場合、飼い主の緊張した気配で、 逆に逃げ出し、危険な方向(例えば交通量の多い道)へ 走っていく事もあります。私は「チーズ」というコマンドで 愛犬が車に轢かれる事を防いだ経験があります。 門から飛び出した際、はしゃいでいたので、「おいで」と 言ったのでは逆効果だったと思います。 命を救ってくれたコマンドです。 |
訓練の方法というのはひとつではありません。教育や訓練に関する学問が進化し、人間や 動物の脳や心理のしくみの解明が進めば、時と共に変化するものです。 また、同じ理論を学んでも実行する人の飼育経験や感性によって、ひどく違ったものになる 場合も多いです。 ヨーロッパ式がもてはやされ、ほんの数ヶ月、渡米や渡欧した程度で、犬はペットとして 数頭、飼育した経験があるだけでも、トレーナーだとか動物行動学者などと名乗る呆れた 人間も犬の世界には多いです。 訓練やしつけは、あくまでも飼い主さん自らが行うもので、上手な訓練士やトレーナーは その手助けに徹し、なんとかして飼い主さんの考え方を直し、犬も人も幸せな在り方を 模索しているものです。 ここでお奨めしている本についても相容れない理論のものもあります。すべてをいったん 受け入れ、必要なものだけ御自分の中に残すようにして下さい。ひとつの理論に傾倒し過ぎると 新興宗教のようなことになり、犬を不幸にすることも多いです。 決して、本の通りにはゆかないが、努力してみる。 一番の教師は、目の前の御愛犬である・・・ということを常に覚えておいて下さい。 |
当犬舎で使用している犬具(カラー&リード)です。 |
ストレッチカラー&リード パラシュート用のナイロン布の繊維を三つ編みにしたもので、ドイツ製の金具は、 通常のリードについているナス環と異なり、不意に外れることが無く、安全です。 また、チェーンタイプのように音と当たりの強さで子犬に恐怖心を与える心配が なく、非常に安価で丈夫なので、是非、購入をお奨めします。 当犬舎繁殖犬のオーナーさんであるNEKIAさんが販売していますが、JKCの大きな ドッグ・ショーの会場で、「キンペックス」のテントで購入することも可能です。 ●ストレッチ・カラー 3色ありますが、白は、すぐに黄ばみます。 55cmがお奨めです。子犬の間は、途中を結んで短くしておけば良いです。 ●ストレッチ・リード 3色ありますが、白は、すぐに黄ばみます。 120cmがお奨めです。 「犬グッズリストC」に商品画像と購入先のリンクを貼っています。 |
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カラーを「の」の字型にする方法(迷う方が多いので画像表示してみました) |
(1)購入した時の状態です。 |
(2)どちらか片方の端の金具より、縫い付けてある ロープ部分を引っ張り出します。 |
(3)そのまま、引っ張り出して下さい。 |
(4)出来上がりです。 |
カラー&リードの装着方法 |
写真で使用しているのは、↑のB:ストレッチカラー&リードです。 引き締めタイプは、長い時間締めては、意味がありません。 瞬間的にショックを与えるだけです。必ず、犬は人の左側です。 |
向きを逆に装着すると、締める緩めるの 動作速度が遅くなり、効果が半減して しまいます。 |
■リード慣らし■ |
●カラー&リードの慣らし方は、一般公開してるMOVIEのページの中の 「2006年5月生4胎(マイヤ胎2、ターシャ胎1、リズ胎3、千胎3)」というところの下段に パピートレーニングとしてMOVIE数本を収めていますので、御参考になさって下さい。 ●カラーが当犬舎がお奨めしている55cmでは子犬用には長過ぎるので、途中に結べ目を作り、 短くしておいて下さい。 ●右手で子犬の鼻先にご褒美(ドッグフード、パン、ビスケットなど)を持って行き、それを 見せながら、同時に左手でカラー&リードをチョンチョンと引きます。少しでも動いて、手元へ 来ようとすれば、よく褒めてご褒美を与えて下さい。 ●1回の練習は5分以内にとどめて下さい。練習は日に3〜4回、最初は室内で行い、次に 庭先、ワクチンが完了し、敷地外へ出せるようになれば、敷地外で練習して下さい。 ●カラー&リードを装着した最初から飛び跳ねながらどんどん動く子も居れば、石のように 固まってしまい、動かなくなる子もいます。子犬に合わせて、焦らず、根気よく、褒めながら 躾けていって下さい。 ●ご褒美に使う食べ物は、美味しすぎない物にするのがコツです。美味しすぎると、我を忘れて しまい、子犬が、飼主さんに何を要求されているのか分からなくなる場合がありますので。 |
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